人口1,700名あまりの金山町ですが、台湾新平市の金山區と交流をしていたり、只見線を通じて台北メトロとも交流を深めています。台湾の金山區は温泉が豊富で、金山という名前だけでなく多くの共通項があるんです。

今回は、金山町の食のPRや文化交流と「あいせき列車只見線」のプロモーションということで、私も監督としてだけでなく、記録動画の撮影の役割を担って同行させていただきました。

1日目

行ったのは金山區の温泉施設をお借りしての食のPRと上映会。食のPRには道の駅かねやま「こぶし館」から駅長が作る「金山町産そば粉入り昔団子汁」と玉梨とうふ茶屋から「おからドーナツ」。地元の食材などを利用し、いろんなトラブルはありながらも(笑)美味しく召し上がっていただきました。そして、「あいせき列車只見線」第1弾~第2弾を続けて上映。涙している方もいたりして、本当に嬉しかったです。

2日目

金山區で地域創生の活動を行っている『金山漫遊』という団体を視察。どんな考えで、どんなふうに活動を広げ、今後どう活動していきたいのかなど、参考になるお話をたくさん聞くことができました。地元のさまざまな観光資源、農業資源、人材資源の探し方やそのコミュニケーションの大切さを痛感しました。

3日目

台北メトロ本社を訪問。社員の方々から30名ほどの社員さんに「あいせき列車只見線」を2本ご覧いただき、交流をさせていただきました。最期には、副社長さんはじめ、社員の方で「君へ逢いにいく」のダンス動画を撮影。素晴らしいパフォーマンスを撮影することができました。

その後、第2弾の撮影でもロケ地となったカフェ「好人好室」で上映会。上映後には質問タイムもあり、古民家ホテル「玉梨常楽」への質問やドラマに関する質問など、積極的にトークされました。中には、第2弾のような実体験があるとの方もいて、驚かされました。

金山町には多くの台湾の方が観光に来られます。郷土写真家である星賢孝氏の写真を見てファンになった方が多いのんです。賢孝さんの長年の活動を心から尊敬しています。奥会津をよく訪れてくださっていた台湾の歌姫テレサテンのお墓が金山国あるのも御縁。

後日、今回の事業のビデオ報告書を作成いたします。